タイミング妊娠法の成功率

不妊で悩む場合には、大きく分けて「妊娠は可能だが、何らかの理由でたまたま妊娠しなかった」という場合と「身体やホルモンなどに何らかの原因があり、自然妊娠が望めない」場合があります。

後者であれば、病院での治療が必須となってきます。しかし、現在「不妊」とされている人の大半は前者であり、この場合は、タイミング妊娠法によって十分妊娠は望めることが多いのです。

人間はもともと「妊娠に特化した動物」ではありません。精子は５日間、卵子にいたってはたった１日の生存期間なのです。更にいえば、排卵後２〜３時間以内の受精が理想的であるとされています。

つまりは、排卵した時に、射精後５日以内の精子が既に待機しているという状態であれば妊娠の確率は格段に高くなります。その時期を計算して行うのがタイミング妊娠法なのです。不妊治療で病院を訪れた場合、最初に進められるのはタイミング妊娠法です。この方法だけに限らず、まず排卵日を知る、ということが不妊治療の第一歩なのです。まずは、タイミング妊娠法を試してみることをお勧めします。